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Q&A神社への質問

Q. 身内に不幸があった時、神社にお参りしてはいけないの?
A. 日本人は古来より、家族や親族などが亡くなったとき、一定の期間は派手なことを控えて身を慎み、その死を悼む期間を設けてきました。その期間は神社への参拝も控えるのがよりでしょう。
その期間は、地方の風習により様々ですが、一般的に次に示す通りです。
父母・夫・妻・子  50日
祖父母・孫・兄弟姉妹  30日
曾祖父母・曾孫・甥・姪・伯叔父母  10日
その他の親族  3日
配偶者の親族については、前項を一項づつ繰り下げた日数による。

Q. 数え年って何?
A. 数え年とは、生まれたその日を1歳とし、元旦に年を重ねるという昔の年齢の数え方です。
  日本では昔、お正月に「歳神様」をお迎えし、歳神様の「魂」「霊力」を頂いて新しく一年を生きる力を得ることで、一つ年を取ると考えられていました。
  また、生まれた時を一歳とするのは、赤ちゃんは胎内にいる時から命を宿しているので、その期間も年齢として数えるからだといわれています。(諸説あります)

  元日から誕生日まで・・・・・満年齢プラス2歳
  誕生日から大みそかまで・・・満年齢プラス1歳

Q. 七五三は何歳にお参りするの?
A. 七五三は、男児は3歳・5歳、女児は3歳・7歳にお参りするのが一般的です。 これは平安時代に公家で行われていた儀式に由来するといわれています。
  なお、本来数え年でお参りするとされていますが、子供の成長には個人差がありますし、体調や様々な事情でその年にお参りが出来ない場合もあるでしょう。そんな時は、改めて翌年や満年齢でお参りされてもよいでしょう。
3歳 髪置きの儀
 昔は3歳までは髪を剃っていました。髪を伸ばし始めることをお祝いした儀式です。
 男女ともにお参りします。
5歳 袴着の儀
 昔、男児は5歳になると袴を着始めました。これをお祝いした儀式です。
 男児がお参りします。
7歳 帯解の儀
 昔、女児は7歳になると幅広の帯を締め、大人と同じ着物を着始めました。これをお祝いした儀式です。
 女児がお参りします。

Q. 神棚に御札をたくさん並べたり、お守りをたくさん持っていても、神様はケンカしないの?
A. 神様同士がケンカすることはありませんので、同じ神棚に複数の御札をお祀りしたり、複数のお守りを一緒にお持ちになっても問題ありません。
   神棚のまつり方は、家庭のまつりをご参照ください。     

Q. 古い御札やお守はどうすればいいの?
A. 一年間、お護り頂いた御札や御守は、感謝を込めて神社へ納めます。
  御札や御守を頂いた神社にお返しするのが基本ですが、遠方であるなど困難な場合は、近くの神社にお願いしましょう。
  御札を納める方法や受付期間等は神社によって異なりますので、各社にご確認ください。
  また、仏教やキリスト教など、神社以外で頂いたものは、その宗教の施設へお返しください。
     

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